2021-01-25 22:16
造像は室町時代と伝わる座像の仏様です。 元は、金色に輝いていたと思われますが、お顔やお体に黒い部分が見られます。江戸時代に火災にあっているので、あるいは火傷を負われたのかも知れません。光背は、江戸時代の物といわれ、後に取り付けられたものと伝わっています。 また、脇侍の観音菩薩、勢至菩薩は、膝を軽く曲げた姿勢で、動きのあるお姿です。