2017-12-18 20:00 長福寺について

2017-12-18 20:00

〒298-0017 千葉県いすみ市下布施757 電話:0470-66-1736 FAX:0470-66-1737
筆掛けの頼朝伝説
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千葉県指定天然記念物「筆掛けの槙一樹」樹高12m
目通幹囲4.8m
推定樹齢1350年

平家により鎌倉に追われた源頼朝は、平家追討の援軍を求めて房総にやって来た折、当寺に立ち寄ったと言われています。時の住職との話の中で、未だ山号の無いことを知った頼朝は「山号を授けるので書くものを持て」とおっしゃいました。住職の差し出した硯のあまりの見事さに「硯山」とすることになりました。そのとき以来この寺は「硯山無量壽院長福寺」(すずりさんむりょうじゅいんちょうふくじ)が正式名称になりました。

また、書状を認めていた折、近くの山で馬のいななきが聞こえ、平家の追手かも知れないと考えた頼朝は、手にしていた筆を境内の槙の枝に掛け(これで、筆掛けの槙といわれるようになりました)見てくるように家来に命令。しかし家来の連れて来た馬は、全身真っ黒な立派な馬でした。すっかり気に入った頼朝はその馬に「磨墨」という名を付け、可愛がったといいます。都内某寺に「磨墨の墓」があり、墓誌に「布施の郡より得た馬」と書かれているそうです。

仁王門をくぐると左脇に「筆掛けの槙」の雄大な姿を見ることができます。